【体験談】逆子が治らない!帝王切開の入院生活

子育て

帝王切開の出産は、予定した手術だけではありません。自然分娩予定の方でも、何らかの原因により緊急で帝王切開になることもあります。この記事では、予定帝王切開になった私の入院生活を、体験談とその時の資料を基に綴ってあります。妊娠されている方、帝王切開になる可能性のある方も、是非ご参考にしていただければと思います✿

ロンロン
ロンロン

 入院は8日間でした!

妊娠7カ月の時に逆子

 

妊娠発覚後、順調に経過していた赤ちゃんでしたが妊娠7か月の頃に逆子であることが判明。先生からは、「大体は自然に治るから気にしなくて大丈夫!」と、逆子体操もしなくて良いとのお話で特に気にせず仕事に励んでいました。

しかし、その後も逆子は治ることなく経過。私は職業柄、腰ヘルニアの持病もあり妊娠10か月の時に先生より帝王切開を薦められる事に。先生からは、「今、どんなお気持ちですか?」と気にかけて質問されましたが、「帝王の気分ですよ」と答えました。信頼できる先生でもあり、不思議と手術に対して不安や恐怖も湧かなかったのです。ネットで検索をすると、帝王切開について良くない印象や術後の痛みについてたくさんの事が書かれており、その時は勿論不安にもなりましたが、それよりも、赤ちゃんが元気に出てきてくれるなら何だっていい!と深く考えないことにしました。

入院日のオリエンテーション内容

入院は、手術前日です。入院部屋に案内されると術前オリエンテーションという、看護師から手術前の過ごし方や術後の予定、注意事項についてお話がありました。配られた資料内容について記載します。

☆手術前日

①入院時には貴金属・装飾品・化粧・マニキュア・ペディキュア・コンタクト等は外してください。

②分娩監視装置を装着し、その後手術する部分の毛を剃ります。

③毛を剃った後、20時までにシャワー浴を済ませます。

④寝る前に再度分娩監視装置を装着します。

⑤睡眠薬が出ますので、服用してゆっくり休みましょう。

⑥22時より禁食となります。0時より指示があるまで禁飲食となります。

☆手術当日

①6時頃より分娩監視装置を装着します。

②指示により浣腸を(6時・9時)頃に行います。

③点滴をします(翌日夕方まで)

④髪が長い方は金属が付いていないゴムで束ねてください。

⑤朝、歯磨きをしても構いませんが、水を飲みこまないように注意してください。

⑥手術室に入室する予定の1時間~15分前までに家族の方に病院に来て頂いてください。

⑦上のお子様をキッズルームに預ける際は短時間でお願いします。

⑧手術が終わるまでの間、ご家族の方はロビーでお待ちください。

☆手術中・術後

①麻酔がかかった後に尿管を入れます(翌日昼まで)

②指示があるまでベッド上安静を保って下さい。また、血栓予防のため、ポンプを足につけます。

③喉が渇いても指示があるまでは禁飲食(飲み物も)勝手に水分等を取らないでください。

という内容を資料を基に看護師さんから説明を受けます。私は禁飲食の時間になるまで、自販機にあったパンやジュースを買い、持参したswitchのポケモンをプレイしながらリラックスして眠りにつきました。(笑)

手術当日

時間内容詳細・感じた事
6時浣腸浣腸は、手術室とは別室でベッド上で行われます。看護師から「無理しなくていいけど、浣腸を行った後は5分程便意を我慢してからトイレに行ってください」とお話がありましたが、浣腸はものすごく効き目があり、私は1分で限界でした。トイレは近い場所にあるものの、お腹が大きく直ぐに動けないため大変です。我慢しすぎないことをお勧めします。
9時手術家族に見守られながら、一人手術室へ向かいます。看護師や医師のご挨拶、手術の大まかな説明を受け、手術台の上へ横向きになるように言われます。麻酔がしっかりと効くまで確認されますが、ここは感覚がなくなるまで医師にはっきり伝えましょう。手術中に痛みを感じることになります。この切開するまでに時間が多く使われます。
10時赤ちゃんご対面切開し赤ちゃんを医師が取り上げるまではとても早いです。切開中は割とお腹が左右に揺らされながら赤ちゃんを取り出してくれます。医師から赤ちゃんを見せてもらった後は、直ぐにお腹を閉じる施術になります。赤ちゃんは看護師に連れられ手術室外で待機していた主人とご対面。体重や身長等計測します。
11時待っている家族のもとへ手術終了後は、両親と主人が待っているロビーにタンカのまま移動。そこに看護師が赤ちゃんを連れてきてくれて、ようやく私は赤ちゃんに触れられました。元々、貧血気味ではありましたが、手術で血が少ないのか寒気と眠気に襲われていました。
12時入院部屋へ赤ちゃんは、そのまま看護ステーションで預かり私は自室へと戻ります。私は眠気が強く、直ぐに眠りにつきました。
夕方自室段々と身体が熱くなるのを感じます。手術日は特に看護師が頻繁に様子を巡回にきます。喉が凄く乾きますが禁飲食の為ひたすら我慢です。
自室39度前後の高熱と後陣痛で悶絶。腰部に麻酔針が刺さっていて、痛みを感じた時に自分でボタンを押すと注入される仕組みになっていましたが、私はそれでも痛みが激しく、全身汗だく状態でした。体の向きを少しでもずらしただけでお腹が激痛!そんな状態の中、看護師が子宮の具合を確認するとかで子宮にあたる腹部をプッシュ。気絶級です(笑)その後も痛みは続き、看護師にお願いして座薬を注入し、痛みを鈍らせながら落ち着かせます。次の日には歩行訓練が待っているので、眠る事に集中しましょう。

帝王切開の方は、スパルタ入院です!笑

産後~退院までの流れ

 項目指導痛みの感じ具合
産後1日目検温
採血
尿管抜去
清拭・更衣
歩行開始
回診
・尿管抜去後は、3~4時間ごとにトイレに行く
・排泄後はビデを使って清潔にしナプキンを交換する
・朝食(水分)昼食(流動食)夕食(全粥)
激痛
排泄時、歩行時悶絶
産後2日目検温
血圧測定
回診
・聴覚検査(希望者のみ)
・調乳指導
・母子同室説明
・授乳教室(13時・16時)
激痛
産後3日目検温
血圧測定
回診
シャワー浴
・シャワー浴は回診で許可が出たら可能
・授乳教室(13時・16時)
・退院指導
強い痛み
シャワー激痛
産後4日目検温
血圧測定
体重測定
採尿
採血
回診
・授乳教室(13時・16時)痛い
ヘルニア痛
産後5日目検温
退院診察
・授乳教室(13時・16時)
・沐浴指導
痛い
沐浴での中腰で強い痛み
産後6日目検温
抜鉤
会計
退院
・退院授乳教室10時
※抜鉤…手術の際の傷口を医療用ホチキスで閉じた場合、
手術後にその針を抜き去る事
痛いが、体を垂直にして歩けるようになる。

※上記は私が入院した産院のスケジュールの為、産院により流れや指導は異なる事があります。

まとめ

 ☆帝王切開は、誰しも経験する可能性がある!

☆入院時の注意事項は沢山あるのでよく確認しましょう。

☆手術時の麻酔確認はしっかり痛みがなくなるまで必ず医師に告げましょう。

☆痛さは悶絶級!ですが、看護師に相談すれば座薬等の処置をしてくれます!

自然出産も帝王切開出産も命がけの出産に変わりはありません。初めて体験する事ばかりで、当然不安や戸惑うこともあるかと思います。入院中は医師や看護師にしっかりと相談したり、家族にも自分の思いをそのまま話してみてください。

『お母さんになったんだから』と頑張りすぎずに。

周りに頼りながら、無理せず子育てを楽しんでいきたいですね。

この体験記事が少しでも参考になれば幸いです✿

 

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